あんしんを、あたらしく。~一般社団法人安心R住宅協議会~

理事挨拶

私は仕事柄(早稲田大学上級研究員)、大学生や高校生と接する機会が多く、さまざまな分野について意見交換をするのが日常となっており、若い世代との対話に大変充実感を覚えています。
次代を担う若い人たちと接するにつけ、我々の使命は若い世代に健全で活力ある社会を引き継ぐことだと確信します。
一方、日本のみならず世界は、気候変動に起因する深刻な気象災害の頻発化と、その対策としてのカーボンニュートラル・脱炭素社会づくりの推進といった、新たな社会変革が模索されています。
同時に、SDGsやESG投資に代表される世界の潮流は、近年の地球環境や経済、社会の持続可能性に関する世界的な危機意識の高まりを背景として、「持続性の維持」を我々が抱える最大の課題として提示しています。
とりわけ日本においては、“住”を取り巻く環境のたゆまぬ改善と維持が極めて重要であることはいうまでもありません。
当協議会が取り組んでいる、“住宅の健全な流通”をベースとした「脱炭素社会に向けた取り組み」「地域金融に係る取り組み」「災害復興支援に係る取り組み」は、今まさに、日本が直面している喫緊の課題です。
こうした取り組みに対し、私が長年専門としている「地域全体のエネルギーマネジメントを通じた地域産業振興と地域再生への貢献」という側面から大いに後押しできればと考えています。

一般社団法人安心R住宅推進協議会
理事 岡田久典

代表挨拶