「生活経営士®」とは、当協議会が全国8ブロックに属する支部ごとに開設している「住まいとお金の相談窓口」の相談員です。
▶消費者の相談体制の整備事業
▶住まいとお金の相談窓口
当協議会が実施または認定する消費者の住生活に関する相談対応に必要な心構えや知識を習得するための研修(生活経営士®養成研修)を受講すると、生活経営士®として当協議会に登録されます。
受講資格の制限は特になく、どなたでも受講することができます。
「住まいとお金の相談窓口」は、相談範囲を、相談員の得意分野や専門家の事業領域(顧客、商品・サービスとその提供方法、技術など)に限らず、日常の些細な疑問から複雑な問題に至るまで、消費者の住生活に関するあらゆるニーズに対応しています。
相談内容は地域性が強く、そのため生活経営士®の登録は支部ごとに管理されています。
消費者からの相談はWEB上から24時間365日無料で受け付けていますので、相談員(生活経営士®)は基本的にはパソコンとネット環境さえあればどこでも対応できます。
また相談員(生活経営士®)の一次受付では回答が難しい相談は、その解決に適当な専門家(各支部会員)に繋いでいただきますので安心です。
生活経営士®は、相談員である前に自らも地域の実情をよく知る住民であり、担当する地域が抱える住生活課題に対して適切な助言や支援を行なう立場です。
「生活経営」とは、「生活者(生活経営者)の思いの実現」です。
そして「生活経営士®」は、その思いの実現をサポートする一番身近な相談相手です。
「人生100年時代」といわれる現代、従来の人生ロールモデルは現実味を失い、人生の再設計とライフデザインの再構築が求められている中、企業経営に事業計画が必要であるように、生活経営にはライフプランが必要です。
生活経営士®は、消費者たる生活者(生活経営者)が自らその思いを実現する力を身につけるために、「ライフプラン(事業計画)」の策定と「家計の決算(事業報告)」のやり方を教える役目も担っています。
当協議会では消費者の住生活に関するあらゆるニーズに対してサポート体制を敷くことで、特に金融リテラシーの向上に努め、消費者一人一人が経済的に自立したより良い暮らしを実現するための生活スキルの育成に力を入れています。