相談者
家の購入を考えています。住宅ローン減税というのがありますが、実際にはどれくらい減税されるのですか?
また新築か中古住宅か迷っています。中古住宅でもこの住宅ローン減税は適用されますか?
(千葉在住 30代)
回答者
「住宅ローン減税」とは住宅ローンを組んでマイホームを購入されたお客様がうけられる税金の優遇になります。住宅ローンの年末残高の1%を10年間最大500万円分控除されます。購入する物件や支払っている所得税の金額によって、還付される金額が変わってまいります。
また、中古住宅は住宅ローン減税が受けられないと思われている方もいらっしゃいますが、条件を満たした場合は適用対象となります。条件というのは、建物構造と築年数で、木造と軽量鉄骨造の場合は築20年以内、鉄筋コンクリート造、マンションの場合は築25年以内で、自己居住用での購入の場合は住宅ローン減税の対象となります。
築20年を超えていても耐震適合証明書の取得や住宅瑕疵保険の加入によって住宅ローン控除が受けられる場合がありますので、対象となるかは不動産会社に確認ください。
ただし、あくまでも自己居住用です。ローンを組んでいる本人は居住せずに家族が住むなどは適用外になりますのでご注意ください。
また消費税増税に伴い、住宅ローン減税の期間が10年から13年に3年間延長されます。
住宅購入の際には、まずは住宅ローンについて確認する必要があるので、物件選び、銀行選びとあわせて不動産会社の営業マンにご相談ください。