あんしんを、あたらしく。~一般社団法人安心R住宅協議会~

2019.10.20

中古住宅を将来少しでも高く売るためにできることは?

相談者
現在、一軒家に住んでいますが、子どもが独立した後は夫婦でマンションに引っ越したいと考えています。将来、家を少しでも高く売るために、今からできることはありますか?
(千葉県 30代)

 
回答者
こんにちは。安心R住宅推進協議会の三津川 真紀です。

一軒家の販売価格は、その土地と建物に分けて価格が算出されます。ただ、住まわれている土地の価格が将来「高くなる」ことはあっても「高くする」ことは難しいので、今回は建物の価格について説明しますね。

日本の中古住宅市場では、木造住宅は税法上法定耐用年数が22年になっていることもあり、概ね20年で減価償却が終わり、築20年後には価値が「ゼロ」になるという考えがあります。ただ少しずつその考え方も見直されてきており、不動産業法の改正により、不動産業者が中古住宅を販売する際に「ホームインスペクション(住宅診断)」実施の告知が必要となりました。

「ホームインスペクション(住宅診断)」は、目視になりますが、建物の状態を調査・評価する手法になります。これにより、建物において単純な築年数だけではない、判断・評価基準が適用されます。

では、住宅を売る際の「ホームインスペクション(住宅診断)」で高評価を得るためにはどうしたらよいでしょうか?

それは住宅販売の時だけでなく、住んでいる時から定期的に「ホームインスペクション」を行い、明らかになった課題を解決して、より良質な中古住宅として生まれ変わらせることです。

公共財団法人不動産流通推進センター 既存住宅価格査定マニュアルを元に当協議会で作成

上記のグラフは、修繕の有無による、不動産価格の比較になります。あくまで1つの例なので、住宅によって価格や価格差は大きく変動しますが、グラフのように建物の修繕の有無で不動産価格に差が生まれるのは確かです。

最後に、良質な住宅とは、「安心・安全で快適な暮らしが実現できる物件」です。それは、将来販売するときの高評価につながるだけでなく、相談者さまが暮らしていくなかでの心地よさや安心にもつながるものです。定期的な「ホームインスペクション」と「メンテナンス」で良質な住宅を維持していただけたらと思います。

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